よなよなエール

 今日は久々に晩酌。

 一人でお酒を飲むことは滅多にないし、普段は付き合いの場以外では酒を一滴も飲まないんだけど、久々に気になるお酒を手に入れたので、飲んでみた。8年連続ビールコンテストで金賞を取っているという、エールビール。


 → よなよなエール公式サイト/よなよなの里


 楽天市場にてお試しセットが500円で売ってます。お試しセットは割と安いけど、本来の定価は1缶400円強といったところ。結構高め。


 → 【楽天市場】よなよなの里:世界3大ビール品評会で前人未到の「8年連続金賞受賞」ビール!


 大抵、最初の1杯程度しかビールを飲むことのない無知な俺は、そもそも「エール」という単語すら知らなかったんだけど、Wikipediaによるとビールには発酵手法の違いで、上面発酵(エール)と下面発酵(ラガー)という2種類があるそうな。


 → ビール - Wikipedia


 みんながよく飲んでいる、大手ビールメーカーから市場に出回っているビールの大半は「ラガー」と呼ばれるタイプ。(キリンラガーとは違います。)現在こそ主流になっているラガーだけど、元々はバイエルン辺りで細々と作られていた特殊なビールだった。ラガーは低温でも生育できる特殊な酵母を使い、低温で長時間発酵させて作るビールなんだけど、この方法が大量生産に向いていたことから、大手メーカーが採用していったという経緯があるらしい。

 あとは、ラガーはエールに比べて喉ごしがすっきりとしているので、万人に好まれたという理由もあったみたいだな。


 一方のエールは、常温において比較的短時間で発酵を終わらせるビール。作成が簡単で、千年以上前からあった本来のビールというのが「エール」になる。つまり、ビール本来のコクと香りを再現しているのが、「エール」になるわけ。

 余談だけど、エールの発酵には分子生物学の研究でも使われるSaccharomyces cerevisiaeという出芽酵母が用いられてる。実は俺も使っている出芽酵母だったりする。

 ここら辺のラガーとエールを含むビール話は、そのうち「もやしもん」で取り上げられそうな気がする。(たしか、ビール話はまだだったよな。)


 さて、8年連続金賞のエールビールの味だけど一言で言うと、とても美味しかった。さすが、ビールのプロが認めているだけあるなーと思った。コクと香りを楽しむのを売りにしていることもあってか、普段飲むビールよりも匂いは強いし、また苦みも強かったんだけど、むしろそれが俺の好むところ。

 ジョッキで一気に飲んでしまうようなビールでなく、グラスに注いで、じっくりと味を楽しむビールもまたいいもんだね♪ よかったら、ぜひ飲んでみてください。