地球温暖化に関する小論文

 特に意味はないんだけど、以下を見て書いてみたくなったので、思いつくままに書いてみた。いつも絡んで申し訳ないです。テーマは端的にまとめると、地球環境を守るために出来る具体的事例について。


 → エントリーシートで地球温暖化について書いたのだけど - バイオ研究者見習い生活 with IT


 以下、適当に書いた文章です。添削すれば、もう少しましなのになりそう。また、温暖化に関する勉強不足も露呈しまくりんぐw

ここ半世紀における地球規模の気温上昇はデータに基づく事実であるが、その原因は太陽活動、温室効果ガス、気流の変動など多岐にわたるため、正確に規定できていない。

しかし、化石燃料の消費による大気中の温室効果ガス濃度の増加は明らかに人為的なものであり、地球温暖化に大きく影響を与えていると考えられる。したがって、温室効果ガス増加への対策は正当であると私は考える。

そこで、全世界における「国際協調炭素税」の導入を提案したい。

これまで、地球温暖化に対する対策は京都議定書における温室効果ガスの削減目標に基づいて行われてきた。しかし、京都議定書が議決されてから10年以上経った現在、多くの問題が噴出している。

1つに、温室効果ガス削減義務を負う国に偏りがあるという問題点が挙げられる。
例えば、現在世界第一位の二酸化炭素排出量を有している中国は、京都議定書が議決された当時、発展途上国だったという理由で温室効果ガス削減の義務を免れている。中国と同様のことが、同じく二酸化炭素排出量の多いインドにも当てはまる。

また、京都議定書が抱えるもう1つの重要な問題点に「排出権取引」も挙げられる。
排出権取引は本来、温室効果ガス削減によって得られる炭素クレジットのインセンティブによって、より削減へ向かうことを期待して導入された。しかし、排出権取引の仕組みでは、排出枠に余裕のある国や企業から排出枠を買い取ることで、現在以上の排出が可能になってしまう。つまり、排出権取引には排出枠の余裕の違いにより、不公平になるという欠点があるのである。

こうした国家間の偏りや排出権取引の問題点に対処する最適な方法が「国際協調炭素税」である。炭素税とは化石燃料の炭素含有量に応じて課金する税金であり、炭素税ならば適切な税率を設定することにより国家間の違いを無くし、また税金として一律に課金することで、不公平性をなくすことができる。(791字)