免疫系は詳しくないけれど・・・

 京都大の山中伸弥教授らが開発した万能細胞(iPS細胞)を再生医療に使うには、あらかじめ50種類用意しておけば、日本人の9割が拒絶反応をほぼ心配せずに移植治療を受けられることがわかった。

 予め50種類を作っておけばいいのなら、今後の治療にとっては大きな躍進だと思う。

 分化全能性をもつiPS細胞は、たしかに治療の観点では非常に有用だが、生体細胞から構築するのに(たしか・・・)2ヶ月ほどかかるという時間のリスクがある。また、患者毎にiPS細胞を構築するのは、医療費などの面からも負担が大きい。


 それにしても、HLAの型がたった50種類を用意しておくだけで平気というのは、どういったことなのだろう? 臍帯血が骨髄移植よりも適合者が多いというのと、免疫学的に関連があるのだろうか?

 免疫学は詳しくないので分からないのがもどかしいけれど、臨床面で役に立ちそうだし、まぁいいか。