麺の坊 砦

本日の1杯
店名:麺の坊 砦
食べたもの:肉入り(チャーシュー好きなもんで・・・)、税込み900円
場所:はてなMAPを参照
住所:東京都渋谷区神泉町20-23
ラーメンの画像:

最低でも週に1回は食べるラーメン。先週はどうにも美味しくないラーメンになってしまったが、今日はネットでちゃんとした評判を見ていった店だったので、満足行くラーメンを頂くことが出来た。

今日行ったお店はタイトルにも書いてあるように、麺の坊砦。
博多一風堂というお店の名前を聞いたことあるでしょうか? その一風堂が2001年頃にあの「ラーメン博物館」に出店していたんですね。その時に店長をしていた方が独立して開いたのが、「麺の坊砦」なんです。

やはり、一風堂から分かれたということからもスープは豚骨がベース。しかし、豚骨がベースであるにもかかわらず、その臭みは一切なかった。強めのニンニク臭があるので、ニンニクが苦手な人はだめなラーメンかもしれないが、非常に飲みやすくて、くどくないスープでした。基本的に豚骨が苦手な俺でもスープを飲めるぐらいです。

また、麺は極細麺か、普通の中太麺とを選べるというのもなかなかいい感じ。俺は今回しなかったが、替え玉も出来るみたいなので、足りない人はそれで補充できる。この極細麺がまた絶品のスープとよく絡み合い、美味しかった。もし、これから行く人は極細麺を注文することをおすすめする。

チャーシュー好きなので、今日は肉入りを頼んだが、このチャーシューも柔らかく、美味であった。人によっては、チャーシューにもう少しとろみ、脂っ気を求めるかもしれないが、もともと豚骨ベースのスープで脂っ気があるので、俺はこの程度で十分だと感じた。

ラーメン内の他の具としては、あさつきのアクセントがよかった。スープを飲んでいるときにほんのりとネギの風味がなんともいえない絶妙なバランスで伝わってくるのに感銘を覚えた。他にももやし、キクラゲなどが入っているのだが、ちょっと量が少ないんじゃないかとも思った。

それから、テーブル上にはトッピングの薬味として、紅ショウガ、高菜といった博多ラーメンによく見られるものがあった。このトッピングもスープとよく合い、非常においしかった。

ちなみに、今回俺はやらなかったが、店のおすすめとしてラーメンを食べた後の余ったスープにご飯を入れて、雑炊のようにして食べるというのがあるらしい。興味のある人は、行った際にやってみてください。

店員さんや店の雰囲気は、一風堂のように元気な感じで気分よく食べられた。みながおそろいの砦Tシャツを着ているのには、なんかありがちだなぁとは思ってしまったが・・・。

少しばかり、交通の便の悪いところにあるのが玉にキズなところだけれど、それを補うだけの良いラーメンでした。フランス料理でも美味しい三つ星レストランはあえて片田舎にあったりする。そういうのを考えれば、神泉なのでそこまで遠くではないし・・・。

近くに立ち寄る際は、ぜひとも行って食べてください。