昨日は東京マラソンに出ていました
昨日は東京マラソン2010に参加し、無事完走しました。初マラソン。私めの記録はこんな感じ。名前欄のみ改変しています。
最初の5kmのラップが遅いのは、最後尾からスタートしたためで、スタート地点に到達するまでに17-18分かかっています。また25km前後で急激にペースダウンしておりますが、これは24-25kmのところで太ももの筋肉が張って動かなくなってしまったためです。まさにトレーニング不足。トレーニング時間が十分なかったので、しょうがないと言えばしょうがないのですが、30-35km程度の距離を走る練習をすべきでした。
脚が動かなくなった25km以降は、心肺機能は平気なものの、脚が言うことを聞いてくれなくなったので、歩いたり走ったりを繰り返しながら、進んでいました。無理して走ったせいもあり、おかげさまで今日は脚に激痛を抱えています。膝や太ももに負担がかかる作業は一切出来ません。
あと、今回の大会の難点は、天候に恵まれなかったこと。雨の中スタート地点で1時間近く待たされたのには、かなりスタミナを消耗してしまいました。隣の見ず知らずの人の傘に入れてもらい雑談しながら待っていましたが、あの雨がなければ、もう少し記録が良くなっただろうとは思います。
正直なことを言うと、4時間台は出したかった。強いて言えば安田美紗子の昨年の記録-4時間30分-には負けたくなかった。なので、この記録は内心不本意なんですけども、当初の目標であった”完走”は無事果たせたので、とりあえず良しとしておきます。また、次以降の挑戦があれば、今度は狙いたいと思います。
一参加者として見た東京マラソンですが、非常に良い大会だと思いました。実際、東京マラソンは、石原慎太郎の政策の中で数少ない支持政策の1つです。
一流のアスリートは記録を狙いやすい大会みたいですし、また俺のような初心者に対するサポートも徹底されていましたね。俺みたいな初心者にとって特に良かったのは、スポーツドリンクや食べ物などのサポートが充実していたことと、沿道の応援がすばらしかったことです。
初心者がバテはじめる22km地点にバナナやブドウ糖が用意してあるほか、後半は要所要所でパンやバナナの給食があるなど、栄養面でのサポートは徹底されています。給水も3-5kmおきにあります。さらに、後半では医師ランナーが伴走し、救護を受けられるなど、医療面でのサポートも完璧です。
また、ボランティアだけでなく地元の方の応援もすごいんですよ。42.195kmのスタートからゴールまでずっと沿道の応援が絶えないんです。これは今大会、一番驚かされたことですね。
開催4年目にして、早くも世界最大規模の市民マラソン大会になり、参加が困難になりつつある東京マラソンですが、ちょっとでも興味のある人は応募だけでもしてみるといいと思います。応募はただですし、意外と当選したら走る気になるかもしれませんよ?
フルマラソンは確かにしんどいです。でも、走りきった時の達成感は何事にも代え難いものでした。ぜひ、皆さんにも味わって頂きたい。そう思います。