まんがはじめて物語

 かなりオンボロなんだけど、家を整理していたら、「まんがはじめて物語」を書籍化した全60冊のマンガ本が出てきた。片付けしなくちゃいけないのに、つい読みふけってしまったYO・・・。たしか、この本って俺が幼稚園ぐらいの時に親戚のおばちゃんからもらったんだっけっかな?

 「まんがはじめて物語」って今から考えると、実写とマンガを融合するという画期的な手法を使っただけでなく、さらに教育的にも優れていた良番組だったと思うんだけど、今はこういう子供向けの教育番組を民放であまり見かけないよねぇ。

 → まんがはじめて物語


 今から30年ぐらい前の番組を書籍化したものなので、現代とは解釈の違う部分(間違い?)や不謹慎な表現、さらには初めてと言っても日本の初めてに特化している印象はあるものの、一冊30ページ程度でそれなりに時代背景をまとめてあって、とても面白かった。短くまとめてあるので、60冊全部読むのもすぐだった。


 ちなみに・・・

 俺が見つけた間違いを1つ抜粋(14巻「文字」より)↓

 ヒエログリフ表意文字もあるものの、大半は表音文字だねぇ。こういう書き方をすると、表意文字と思ってしまうよな。ヒエログリフ解読にいたる物語は、ロゼッタストーンの発見も含めて非常に面白いです。関連本では、サイモンシンの「暗号解読」がおすすめデスヨ

 → langsam : 書評:「暗号解読」 - livedoor Blog(ブログ)


 あと今だったら絶対に放送されないだろうという表現を何個か(前者は14巻「文字」、後者は1巻「鉄道」より)。


 30年前は地上波でおしっこを放送しても、OKだったみたい。特に、鉄道のくだりの写真は、PTAによる抗議殺到レベルだよな(ひょっとしたら抗議が来てたかも?)。これが全国放送されたのかと思うと、ただただ唖然とするしかないね。これもまた古き良き(?)時代か。

 ネットを検索してみても、これらのマンガの内容について全く紹介されていなかったので、著作権に抵触しない範囲でブログ記事かWikiにまとめてアップロードしてみるのもいいかと3秒ぐらい思ったけど、さすがに60冊は大変なので断念します。

 あとヤフオクを見てみたら、全60巻でも2700円程度にしかならないみたい。1冊45円ってのはちょっと残念。プレミアが付いてたら、売るのもいいかと思ったんだけどね。