Google Wave

 本日10万人に対して、Google Waveのアカウントが提供されるね。Twitterでは今、アカウントほしいという投稿の嵐になっていて面白い。


 → "Google Wave" - Twitter Search


 俺は一般公開されてから使ってみようと思ってるけど、もし招待状を持っている人がいたら、即連絡を。アカウントください><

 Google Waveってなんぞやという人は以下のリンクをチェック(2個目のリンクが分かりやすいかな)。


 → 【詳報】Google Waveとは何なのか? − @IT

 → ざっくり Google Wave (1) - こたにき

 → Google Wave - Communicate and collaborative in real time


 今の雰囲気を例えるなら、Google Mapsが出てきたときに似ているかもしれない。あの当時、誰もが注目していなかったJavaScriptの非同期通信という技術を使ったGoogle MapsはWEBエンジニアの度肝を抜いて、その後どこのサイトでもAjaxという技術を見かけるようになった。

 本日、お目見えするGoogle Waveが実現しようとしているリアルタイムWEBというのは、この先2-3年ぐらいで急速に伸びる分野だと思う。Google Waveというサービスではなく、その裏側にあるプロトコルの部分だけどね。きっと2-3年後のWEBにはもちろん既存のWEBも残っているだろうけど、Google Wave(のような技術)を導入したサイトが多くなるだろうし、その時、多くの人はWaveが何かとか意識せずに使っているんじゃないかと思う。もし予言が当たったら、誰かほめてください(笑)

 実際、SNSのような多くの人が集まる場所にはもってこいな技術だからなぁ。それこそ、ケータイとGoogle Waveが融合したらすごいことになるんじゃないか。っていうか、それってiPhoneGoogle Waveにアクセスするだけだね。


 ただ、自分のアウトプットがリアルタイムで表現されてしまうWEBってのはちょっと困りもの。俺は基本的にWEBにはちゃんと考えたものしか載せたくないから。使いはするけど、確実に距離はとると思う。それにリアルタイムコミュニケーションって、オフラインでのコミュニケーションにかなり近づくので、中には居心地が悪いと感じる人もいそうだな。


 Google Waveの先に、サマーウォーズのOZがあるというのは言い過ぎだけど、今後のWEBのキーワードでもある、「リアルタイムコミュニケーション」を担うGoogle Waveには目を向けておいた方が良いんじゃないかな。Google Wave自身が流行るかどうかは分からないけどね。