もやしもん6巻

もやしもん(6) (イブニングKC)

もやしもん(6) (イブニングKC)

 昨日は待ちに待った「もやしもん」第6巻の発売日!!!

 先の5巻では、長谷川さん(登場人物)を追いかけて、例の菌見えと笑い飯と虫の3人組がフランスに行ったところまでの話でしたが、今回の6巻ではフランスでの騒動をおもしろおかしく描いています。

 6巻におけるテーゼを挙げるなら、「軋轢、そして和解」になると思います。ただ、ここで話せるのは、この言葉だけ。具体的に誰との間に何があったのかは、ぜひとも読んで、自分の目で確認してください☆


 また、「もやしもん」といえば、菌と発酵。そして、フランスを代表する発酵食品といえば・・・、そう「ワイン」。


 今回3人組が訪れるのは、日本人でもご存知「ボジョレーヌーボー」で有名な、フランスのブルゴーニュ地方なんですが、ワインの産地だけあって、これでもかというぐらいワインの話が出てきます。

 普通なら頭がオーバーヒートしかねないほどの情報量。しかし、ここは作者石川雅之の才能なのか、非常に分かりやすく面白い説明をしてくれているので、すーっと頭の中に入ってきました。菌を使って説明するなんて、ずるすぎる。


 ワインを描いたマンガだと、他には「神の雫」が有名ですが、そっちは途中までは把握できてたけど、最近になって難しくなってきたので、今はフォローしてません。 この「もやしもん」の説明が、最初からあったらよかったのに、と思うぐらいです。


 それからこの6巻、ストーリーもさることながら、長谷川さんがすごくよかった。この言葉を使うことはあまりないんだけど、第66話10ページ目の長谷川さんに「萌えました」。作者GJ!


 長々と書いてしまいましたが、こういう優れたマンガを提供してくれる作者の石川雅之さんに感謝するとともに、7巻を早く出してほしいとせがむ気持ちでいっぱいです。しばらく、もやしもん中毒の日々が続きそう。