花ざかりの君たちへ

 今日は午前中、空き時間があったので、近くのマンガ喫茶へ。花ざかりの君たちへが気になっていたので、読んでみました。

花ざかりの君たちへ (23) (花とゆめCOMICS)

花ざかりの君たちへ (23) (花とゆめCOMICS)



 久々に少女マンガらしい少女マンガを読みました。

 前は、「りぼん」や「なかよし」をよく読んでいたんだけど、最近はめっきりですね。
 俺が読んでいた頃の作品だと、椎名あゆみの「ベイビィ★LOVE」ってのが好きだったんだけど、知っている人はどれぐらいいるんだろうね。


 全般的に話としては面白かったし、絵も好きな方でした。

 中津が憎めないなぁ・・・と読みながら、つくづく思ってました。あぁいうやついるし、面白いなぁと。

 芦屋瑞希は、どうして気付かれないんでしょうね。ばれると思うんだけどねぇ。
 ただ、なんだかんだいって、俺の中では、芦屋が一番好きなキャラクターだったと思います。

 舞台が男子校ということもあり、作中はドラマのサブタイトル同様、ほぼイケメンの嵐なのですが、それにしても少女マンガは年を取った人でもイケメンで若いですよね。
 梅田先生の父親しかり。ちょい役でしたが、あの54歳はないでしょう。

 それと希望を言えば、萱島くんはもっともっと活躍してほしかった。あのキャラクターはもったいないな。


 逆にネガティブなことを言うと、途中から、話の展開がもどかしく感じました。
 作中、途中で梅田先生が言った「呆然を通り越して、佐野を尊敬する」というセリフが納得するぐらい、もどかしいです。

 終盤の頃、作者の体調が優れなかったとAmazonの書評にありましたが、それにしてもドタバタで畳み掛けるような終わり方がちょっともったいなかったです。
 卒業式で終わるかと思っていたのにね。

 もうちょっと短めにまとめればよかったのに。20巻までが長すぎる。


 それから、梅田先生の高校時代を振り返る番外編があったけれど、あれって、

 B L 系 の 同 人 誌 

 みたいだなって思ってしまいましたよ。読みながら、おいおい・・・と思ってました。


 あと、この作品を読んで、吉住渉の「ミントな僕ら」を思い浮かべました。
 どっちかがどっちかからインスパイアされてたりするのか。


 ドラマはまだ見ていないんだけど、どうなんだろう。次回、チェックぐらいはしてみよう。
 堀北真希はどうかと思うが、割合、少年になってたな。